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【Akai MPC】作曲DTMにおすすめ 1台でトラックメイク出来るサンプラー

皆さん、楽曲制作に興味ありますか?

先日、オリジナル曲をアップしました。実はこれ、ほとんどMPCという機材で作っています。

思ったよりハードな楽曲になりましたね。MPC内蔵のサンプル音源をベースに組み上げて、PCの楽曲制作ソフトCubaseで、自分流にアレンジした結果こういう形になりました。実質2日程で作ったので、また調整し直したいですね。

せっかく今回作曲で使用したので、今回はMPCを特集したいと思います。

MPCとは?

MPCは、Akai社製のサンプラー、シーケンサー、およびパッドコントローラーを統合した楽器の製品シリーズ名です。HIPHOPなどのトラックを作成する際に世界中で使用されてきました。Kanye WestやJay Dillaなど超有名なHIPHOPアーティストが、この機材でアルバムを作成しています。

↓古い動画ですが、カニエがMPC2000を使ってるのが分かります。

プロデューサーやDJなども、MPCを使用している人は多いです。クラブミュージックの発展に貢献してきた機材と言っても過言ではありません。

MPCの最も素晴らしい点は、音楽的な教養があまり無くてもサウンドメイクできるところです。本人のセンス次第で、かっこいい曲になってしまいます。

MPCを使って作曲する流れは

1.好きな音をサンプリング

2.サンプル音を取り込んで加工

3.シーケンス、パターンの打ち込み

4.パターンを並べる

という工程になります。まぁサンプル音源はMPC内に沢山含まれていますので、それを使用するなら3、4の工程だけでも全然作れてしまいます。冒頭紹介したオリジナル曲も、内蔵のサンプル音源で作成しています。

以下、詳しく説明していきます。

MPCで音楽作成する流れ

※ここでは、MPC LIVEやONE、LIVE2に対応する説明しています。

1.好きな音をサンプリング

まずは、PC、DJミキサーなど外部音源を出力する機材に接続します。

メニュー画面からSAMPLERを選択。

外部機器の再生に合わせて、録音を開始。

TRS入出力、MIDI、USBなどが接続できるため、外部のPCやスマートフォンから音源を取り込むことも可能です。結構操作したら簡単に取り込めてしまいます。

2.サンプル音を取り込んで加工

次に取り込んだ音源は、波形として表示されます。取り込んだ音源の内、使用したい箇所のみを切り取ります。カーソルを合わせてクリックすれば、必要箇所だけ残ります。

BPMを変更したり、加工もできます。必要なければ、このままパッドに記録させます。

小さくて見えづらいですが、ここではProgram1のA1に音源が入っています。

3.シーケンス、パターンの打ち込み

そして、ここからがトラックメイク開始です。

先程取り込んだサンプル音源の他にMPC内蔵の音源を使用します。メニュー画面右上のBROWSERを押します。

以下の画面になったら、好みの音源を選択します。POP、HIPHOP、TRAPなど音源の種類ジャンル別に用意されていて、豊富にあります。気になるものを選んで、▶ボタンを押せば、サンプルが再生されます。良ければ、LOADボタンで音源を読み込みます。

はい、以上の手順で取り込めました。

次にシーケンスごとに、トラックを選択してパターンを打ち込んでいきます。とりあえずリズムパターンから作るのが定石でしょうかね。

こんな感じでリアルタイムで打ち込んでもいいですし、

この画面を指でタッチして、並べることもできます。

読み込んだ音源ごとにトラックを作成して、シーケンスを完成させていきます。

トラック1:ドラム トラック2:ベース トラック3:キーボード…

トラックの打ち込みが終了したら、1つのシーケンスの完成です。

例えば、このシーケンスをIntro1としたら、イントロの別のパターンを作成してIntro2のシーケンスにして繋げたり、Aメロやサビに当たるシーケンスも作成していきます。

4.ソングモードでパターンを並べる

上で作成したシーケンスを、今度はソングモードで並べていきます。

インサートボタンをクリックすると、シーケンスを1つ入れることができます。これを繰り返すことで、作成したシーケンスを並べていくことができます。必要ならば複数回繰り返し再生させる事もできます。

並べ終わったら、通して流してみましょう。シーケンスごとの繋がりがおかしいと感じた場合は、メインモードの各シーケンスに戻って修正をします。

問題なければ、楽曲の完成です。

MPCには、他にも機能はたくさんありますが、今回は簡単に曲を作ることを焦点にした流れを書いています。私の場合、ここからDTM用のソフトウェアにこの楽曲を取り込んで、ギターやキーボードの音足したり、ボーカル入れる作業を行います。

MPCの種類

MPC ONE

2017年にPC不要のスタンドアロンで動作するMPC LIVE、MPC Xが発売されました。ちなみに私はMPC LIVEを持っています。

2020年、好評であったスタンドアロンMPCの性能を引き継ぎ、強力なマルチコアシステムなどの主要な機能をそのままに、よりスリムと化したのが、このMPC ONEになります。

特に横幅が272mmとなって、取り回しが良くなりました。ほぼ真四角ですね。横幅が424mmだったLIVEは机に乗せると幅取るんで、PCと一緒に並べて置きづらかったんですよね。これなら、並べておけそうですね。

スクリーンサイズが少し大きくなって、パットサイズが小さくなったようですね。あとは内蔵バッテリーがなく、内部メモリーが4GBと少ないです。この点はコストダウンの影響はありますね。機能はほぼ変わらないので、何を取るかですね。

アマゾンのレビューでも★4.8と高評価です。

MPC LIVE2

こちらはMPC LIVEの正式な後継になります。1番のポイントは、内蔵スピーカーを搭載した点ですね。今までは、外部のスピーカーやヘッドホンが必要だったので、手軽さが増えましたね。

バッテリーの駆動時間も5時間と、1時間伸びたようです。ちなみに内部メモリはこちらは16GBあります。

アナログシンセなどに使用されるCV/GATE端子も増えたので、これも幅が広がりますね。凄く素晴らしいと感じたのはLINK(LAN)端子も新規搭載している点です。月額制でサンプリング音源を提供しているサイト『Splice Sounds』に接続して、直でサンプル音源をMPCにダウンロード出来るらしいです。※この機能はMPC ONEでもあります。


ということで、今回は曲作りで使用したMPCを紹介しました。日本のアーティストでも、星野源とコラボしたSTUTSや、KREVAなども使用しています。ご興味ある方は、ぜひ使ってみてください。楽しいですよ。

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